1,2年生の後期中間テストが返却され、悲喜交々ですが、この時期いつも困るのは、2年生の英語嫌いの増長です。平均点が常に40点台で、比較的英語が得意な生徒でも他の科目ほど取れなくて「英語は嫌だ」といい出す始末。リスニングはなく応用長文問題中心で「難しい」と嘆いています。テスト範囲表には「中1の教科書の初めから」と書かれ生徒たちは諦めモード。毎回復習できていない生徒は「残念」と切り捨てられ、、、。何とか学校と塾が協力して生徒の英語学習への意欲と実力アップに注力できないものかといつも頭を悩まされます。
今のところ勉強があまり得意でない受験生が、学校の担任の先生から、数十ページある受験校で配布されている対策問題冊子を1日で解いてマスターしてくるように言われたとのこと。驚きと疑問が隠せませんでした。簡単な問題ばかりでなく量も多く、勉強が得意な受験生にとっても無理難題です。じっくり入試まで繰り返し取り組めば力がつくとても良い問題集です。この高校への信頼度が増しました! ひとまず本人が理解できる問題に絞って塾で一緒に夜遅くまで解きましたが、中学校の進路学習指導が心配になりました。
昨日、塾生から招待を受けて、中学校の美術部の展示会に行きました。大小の手の込んだ制作品、若々しい絵画、有名な絵画の模写作品などに触れました。美術館にはよく行くのですが、昨日は若い生徒たちの活動に感銘を受けました。勉強だけでない生徒たちの頑張りを見ることができてよかったです!
塾に通い始めて大きく変わる生徒がいます。学力もそうですが、一気に大人びていくというか、、、。学校以外に塾に通わせてもらう以上しっかり勉強しなければという自覚が芽生える生徒、塾で予習ができて自信がついてくる生徒、わかるようになって勉強に前向きになる生徒、やる気のある仲間と塾で出会う生徒、、、。今思うと、外で遊んでばかりいた私にとってもやはり塾通いが大きな転機でした。
中学2年生が今、国語で「敦盛の最期」という平家物語の一節を学んでいます。平敦盛は位の高い貴族の青年で戦の場にも笛を持って来ているような風流人として描かれています。平安時代をテーマにした「光る君へ」に夢中になっている私としては戦のない時代の良さに改めて感銘を覚えます。平安時代のような時代が日本で約400年も続いたことは本当に素晴らしいことです。
受験高校選択にあたって念頭においてもらいたいことは、当然ですが、入る高校によって学習レベルが全く違うということです。公立中学では採用する会社は違っても教科書のレベルはほぼ同じですが、高校では教科書、副教材、進度も高校のレベルごとにかなり違います。有名な大学への進学を目指すのであれば、ある程度のレベルの高校を目指してもらいたいです。
1番早い受験生があと私立入試まで50日切りました! いよいよ今年も入試シーズンに突入です。過去問題を見ながら生徒の解き慣れない問題の対策を行っています。入試対策は賢くなるチャンスです。今までチャレンジできなかった問題も入試で出題されたとなると頑張れる生徒が多いです! 受験にはそんな利点があると毎年強く感じます!
トランプ氏がアメリカ大統領戦で当選。報道などから人格に疑問はありますが、大胆な手法であっても戦争が1日も早く世界からなくなることを望みます。人格と政治は別と考えて期待したいです。ところで、勉強と性格について以前働いていた大手塾の大先輩講師から言われたことがあります。伸びるかは生徒の性格によるところが大きいと。「素直である」「根気強い」「面倒がらない」「前向き」「コツコツ努力できる」など伸びる生徒には共通点があります。勉強と性格は関係が深いと日々感じます。ふだんの心掛けから大きく学力が伸びる可能性があります。
英語嫌いの生徒が増えています。学校の授業が楽しくない、学校のテストが難しい、将来使わない、文法が難しい、単語が覚えられない、、、。得意な生徒ですらさほど前向きに勉強していない、受験に必要だからやっている、、、。私は中学時代、英語が大好きでしたが、大学受験の勉強で限界を感じました。その反面、教科としては不得意でも英語を読んだり話したりするのが大好きな生徒がいます。コミュニケーション手段として捉えていて、高校でのミニ留学や国際交流を楽しみにしています! 本来、外国語学習の意義はここにあるはずですね。
「今年の漢字」。選挙結果で政治が大きく変わる、お札が新しくなったなどから「変」を出してきた生徒がいます。なるほど〜。新紙幣のことを忘れていました💦 夫もまず「変」を出していました。その後、夫は「被団協」の「被」を出してきました。ノーベル平和賞、能登ダブル被災、ガザやウクライナのミサイル被弾、、、だそうです。これもなるほど、、、。
中3生の中間テストが終わり、一段落ついて、「今年の漢字」を考えてもらう時期になりました。例年通り、漢検教会から応募用紙が送られてきています。「裏金」「闇バイト」「オリンピック」「大谷選手の活躍」「アメリカ大統領選」「災害」「米価高騰」、、、。いろいろ生徒たちと思い起こしてみましたが、私としては米騒動とアメリカで「米」で応募しようかと思いました。生徒たちもそれぞれいろいろ考えて応募します。
先日、千葉市内で塾を50年ほどされている大先輩の塾長を訪問する機会を得ました。印象的だったのは「子どもが大好き」から塾を始められたというお話。子供と接する仕事をしている人のほとんどがそうかと思います。でも私はちょっと違います。「勉強自体」と「教えること」が好きです。この仕事は楽しく、やりがいがあるので、根気強く前向きに教えています。
今日はいつになく生徒たちの目が輝いていました。中学校に、オリンピックにも出た元プロ野球選手が講演に訪れたとのことでした。その活躍はもちろんのこと、失敗談やアドバイス、メッセージを通して、生徒たちそれぞれがいろいろ考えるきっかけになったようです。若い人たちに「本物」のすごい人に触れる機会があることは大切だと感じました。
中3生が私立受験校を決める時期になり、保護者面談をしています。受験校を決める時によく思うのが、「普通科」って何だろうと、、、。大学、専門学校への進学を目指すのであれば進学科でいいし、専門的なことを高校から学ぶならそれぞれの専門学科だし、、、。「普通科」という呼び名が受験生の高校進学の目的意識を希薄にさせている気がします。
中学で前期通知表が配られました。3年間の内申点は公立入試で得点化されて当日の学力検査に加算されますので、結構重要です。その割に、定期テストの点数がそのまま反映されるわけではなく、提出物、授業態度も大きく影響するため、実力がそのまま評価にならないので、毎回結果に違和感を覚えます。けれど、得点はいいが内申が振るわない生徒は気の毒ですが、得点が低くても真面目に努力している生徒が先生から評価されているのを見ると、やはり嬉しくなるものです。
「将来使わないことをなぜ今勉強しないといけないのか」と生徒から問われるとうまく答えられません。「受験のため」と言いたくないのです。自分の中学時代は親から「子供は勉強が仕事」と言われて目の前の勉強を懸命にこなしていました。生徒たちには、社会に出るまでにいろいろな知識を蓄えたり、トレーニングをしたりして、社会で役に立つ人になって欲しいと思います。
姉は転校してすぐ優秀な友人に誘われて市で一番の塾に入りました。私はその姉のコネで中1から入れました。入塾テストに通る実力だったかは怪しいものです。常に姉と比べられて辛い塾通いでしたが、何とか通い通しました。その経験から、優秀な兄弟姉妹と比べて生徒を傷つけることはしないように心掛けています。
塾の日記にいろいろ書いていると、私の塾通いを思い出しました。中1から姉のコネで市でトップの塾に通いました。部活を早退して急いで家に帰り(徒歩45分)、塾まで15分自転車を走らせました。よく頑張って通ったな、と今思います。
日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞しました。協議会の活動内容はもちろん素晴らしいですが、学ぶべきことは活動の継続性にあると感じました。後継世代の存在がこの協議会の偉大さを物語っていると思います。現代の大人世代も学生たちも、いろいろな場で大切なことを次の代に継承していくことがとても大切だと思います。
諸活動の続きですが、私は高校時代に生徒会の本部役員をやっていました。今思うと、何がよかったかというと、やる気のあるメンバーとの出会いでした。生徒会長、副会長とも、学校をよくしようという意識が高く、その話し合いに参加できたことがよかったです。あんなに連日熱く話し合ったことはなかったと思います。
来週で学校は前期が終わり、成績表が配られます。検定資格や部活動の成績以外に、諸活動も記載されます。委員会や生徒会、学評などいろいろな活動がありますが、ぜひ積極的に挑戦してもらいたいです。とても良い経験になるからです。組織全体の事を考えたり、人前で話したり、先生と構成員の間に入って折衝したり。責任感も身につきます。内申書にも書いてもらえるならさらにおすすめです。
党首討論での立憲民主党代表の野田佳彦氏の発言を耳にし、よく通る声と明快で迫力のある論調に改めて尊敬の念を抱きました。地元船橋出身の政治家ということで頼もしく思うと同時に、誠実で説得力のある話し方に学ぶべきところが大いにあると感じました。
私事ながら、今日は27回目の結婚記念日でした。独立して塾を初めて24年です。夫の支えのおかげでここまでやってこられたことに感謝する日でした。私の仕事も生徒たちの学業も生活の上にあり、周りの人たちに支えられているということを忘れてはならないと改めて感じました。
生徒と話していて改めて思い出したことがありました💦
関西では国語の教科書の音読はもちろん、算数や数学用語(「約分」「通分」「因数分解」など、、、)も関西弁でした😓
上京して指導する時に生徒からイントネーションを直されることがよくありました💦
「私はテスト範囲の漢字は全部覚えてからテストの日を迎えていたよ!」と期末テストで漢字がボロボロだった生徒に言いました!
生徒は驚いていましたが、当然のことのように思っていた中学時代の自分を素直に褒めたいと思いました😊